近年のキャンプ人気、凄いですね。
友人や家族との大人数でのキャンプももちろん楽しいですが、一人でキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」も人気が高まっており、いわゆるソロキャンパーが増えています。
また、ソロキャンプに挑戦してみたいなーと思っている方も多いと思います。
周りに合わせる事無く自分だけの時間が過ごせる、贅沢なソロキャンプ。
また、食事も自分の食べたいものを食べられるという楽しみもあります。
食事はキャンプにおいて醍醐味の1つだと思います。
今回は、ソロキャンプにおすすめなクッカーをご紹介していきたいと思います。
材質の違いに注意!
家庭用でも同じですが、クッカーには材質が数種類あります。
材質によってメリットデメリットがあるので、単に見た目が良いからと購入し実際に使ったら使いにくいという事もあります。
材質の特徴を理解してクッカーを選択しましょう。
アルミの特徴
キャンプクッカーで一番メジャーな材質です。
熱伝導率の高い素材なので、均一にクッカーが温まり焦げ付きにくく調理がしやすい。
軽く安価な点もいい所です。
柔らかい素材なので、傷やへこみが出来易いというデメリットがあります。
熱伝導率が良いので持ち手が熱くなりやすく、火傷に注意が必要です。
ステンレスの特徴
鉄にクロムやニッケルを含有させた合金で、日常生活や普段の調理器具の中にも多く存在する金属です。
強度が高く、保温性が高い。アルミほどではありませんが熱伝導率も高いです。
保温性が高いという特徴から、カレーなどの煮込み料理に向いています。
デメリットとしてはアルミ、チタンと比較すると重いという事ですが、車移動のキャンプであればそれほど気にするポイントでは無いと思います。
見た目の重厚感も他の素材とは違います。
チタンの特徴
軽さと高い強度、錆びにくいという特徴を合わせ持つのがチタン。
強度の面ではステンレスに劣りますが、チタンは熱に対して強い金属です。
金属の食品への臭い移りがないので、嫌な金属臭がするといった心配がありません。
熱伝導率が悪く、火の当たっている部分に熱が集中する為、フライパン調理はムラができやすく調理が難しいと言われています。
逆に、コップの飲み口や持ち手が熱くなりにくく、火傷しにくいという特徴があるので、マグカップやラーメンの調理などに向いています。
チタン製のクッカーは軽くて丈夫という特徴を生かし、ソロキャンパーが使用するパーソナルクッカーが多く販売されています。
わかりやすく比較します
色々な条件によって変動はあります。一つの目安として参考にしてください。
軽いのは?(比重)
- アルミ
- チタン
- ステンレス
強度は?
- ステンレス
- チタン
- アルミ
熱伝導率が良いのは?
- アルミ
- ステンレス
- チタン
価格が安いのは?
- アルミ
- ステンレス
- チタン
耐食性が高いのは?
- チタン
- アルミ
- ステンレス
お湯の沸くスピードは?
- アルミ
- チタン
- ステンレス
上記の特徴を参考にしていただいて、クッカーの材質を選んでみてください。
サイズや、スタッキングできるかどうかも大事
ソロキャンプをする人の中には、バイクで行く人や、登山をして山の中でキャンプを張る人も居ると思います。
そういった方はやはりクッカーが軽い事や、コンパクトである事も荷物を減らすという点で重要なポイントになるので、収納したときのサイズにも注意してクッカーを選ぶ事をおすすめします。
キャンプ料理を快適に!ファミリー向けクッカーおすすめ10選!
おすすめソロクッカー
それでは、ソロキャンプにおすすめしたいクッカー6選をご紹介していきます。
ユニフレーム ごはんクッカープラス
スペック
【サイズ】
・収納時:約φ16×114㎜
・ライスクッカー:約φ15.5×9.1㎝(深さ)
・アルミクッカー:約φ14.3×6.8㎝
・フライパン:約φ14.3×3.5㎝
【総重量】
・770g
【材質】
・ライスクッカー、アルミクッカー:アルミニウム、アルマイト加工
・フライパン:黒皮鉄板(クリアラッカー焼付塗装)
・兼用蓋、ハンドル:ステンレス鋼
【付属品】
・収納ケース
ライスクッカーとアルミクッカーの内側には、調理の目安となるメモリが付いている親切さがありがたい。
水の量に迷うことなくおいしいご飯を炊くことが出来ます。
フライパンは黒皮鉄板なので、お手入れは必要ですが、ちょっとしたお肉料理を作れば、普段とは違った美味しさが味わえるかも!
アウトドアで炊くご飯は格別に美味しいですから、ライスクッカーがあるのはいいですね。
スノーピーク アルミパーソナルクッカーセット
スペック
【サイズ】
・クッカーL:φ148×75㎜
・クッカーS:φ128×69㎜
・フタL:φ157×33㎜
・フタS:φ137×30㎜
・収納サイズ:φ155×100㎜
【素材】
・アルミアルマイト加工(本体)
・ステンレススチール(ハンドル)
【重量】
・485g
【付属品】
・メッシュケース
抜群の収納性を誇る1人分におすすめのクッカーです。
ハンドルは、折り畳めるのでスタッキングしてコンパクトに持ち歩くことが出来ます。
開口部が広い浅型クッカーは調理がしやすく、じっくり煮込む料理にも対応します。また、食器として使用するのにも適しています。
クッカーにはメモリが付いているので炊飯もし易いです。また、フタはフライパンとして使う事も出来るので、色々な調理が楽しめます。
DUG(ダグ) BANQUET-Ⅱ
DUG(ダグ) BANQUET-II(ツー) DG-0205
スペック
【サイズ】
・大:φ165×92㎜
・小:φ146×72㎜
・フライパン:φ175×45㎜
【素材】
・本体:アルミハードアノダイズド加工
・取手:ステンレス(シリコンカバー)
【重量】
・608g
【付属品】
・メッシュケース
ハードアノダイズド加工により、表面の傷や腐食等を避ける事で長く使う事が出来るクッカーです。
フライパンの表面には凸凹加工がしてあり、焦げ付きにくく、油が溝に落ちる為、余分な油を抑える事が出来る、体に優しいフライパン!
シリコンの赤がアクセントになって見た目もカッコいいクッカーです。
SOTO ナビゲータークックシステム
スペック
【サイズ】
・大用リッド:φ185×20㎜
・小用断熱ディスク:φ140×3㎜
・小用リッド:φ156×13㎜
・クッカー小:φ160×50㎜
・小用コジ―:φ165×50㎜
・クッカー大:φ190×78㎜
・収納サイズ:φ190×92㎜
【素材】
・クッカー:アルミニウムスーパーハードアナダイズド加工
・リッド:樹脂
・ディスク:アルミニウム、樹脂
【重量】
・480g
【付属品】
・収納ケース
一般的なアルマイト加工より皮膜の暑い「スーパーアナダイズド加工」を採用し、耐衝撃性、耐食性にも優れます。
保温力を高めるコジ―、様々な使い方が出来るリッド(フタ)トングとしても使えるリフターなど機能性も多様なクッカーセットです。
多目的に使用できるリッドは、カッティングボードや湯切りにも便利に使う事が出来ます。
少しサイズは大きいですが、オシャレさがとても魅力的なクッカーです。
GSI バガブーバックパッカー
スペック
【サイズ】
・20×20×13㎝
【素材】
・テフロンコーティングアノダイズド合金
【重量】
・750g
【付属品】
・収納ケース
GSI Outdoors独自の、フォールディングポットグリッパー(持ち手)は、フライパンの外側に付いたアタッチメントに簡単に取り付けが出来る為、内側のコーティングに傷をつけることも無く、ロックを掛ける事で安全も確保できます。
アルミベースの材質に「Teflon®Classic」というテフロンコーティングを施すことにより、強度、耐摩耗度が高く、酸化しにくい仕様になっています。
スタッフサック(収納ケース)は、バケツとしても使用できる。
海外ブランドらしいオシャレなカラーリングで他と差をつけたい。
ユニフレーム 山クッカー角型3
スペック
【サイズ】
・収納時:140×147×88㎜
・鍋13:12.7×12.7×7.45㎝
・鍋11:10.8×10.8×64㎝
【素材】
・鍋本体、フタ:アルミニウム・アルマイト加工
・フライパン:アルミニウム・フッ素化樹脂加工
・ハンドル:ステンレス鋼
・ツマミ:フェノール樹脂
【重量】
・449g
【付属品】
・収納ケース
パッキングしやすい「角型」のクッカー。
インスタントの袋麺が丁度収まるサイズ。
コンパクトなクッカーながら、炊く、煮る、茹でる、沸かすをこなす事が出来る。
熱源を2つ用意すれば、炊飯中にフライパンか、鍋で副菜を調理する事が出来る効率の良いクッカーです。
まとめ
クッカー素材の違いで、適した調理などが違ってきます。
自分がそのクッカーでどんな食事を楽しみたいのか、想定しながらクッカーをチョイスする事が大切です。
是非、自分専用のお気に入りクッカーを手に入れて、キャンプでの食事を楽しんでみましょう。